保険を学ぶ
みなさまの保険にまつわるエピソードを
いろいろご紹介します。
私の祖母は60歳になっても毎朝散歩を欠かさず、お友達といつも元気に外出していました。
「私ら古い人間は丈夫やし風邪もひかんわ!」が口癖で、体調を崩すこともほとんどなかったように思います。
そんなある日、祖母がちょっとした段差で転んでしまい、病院へ運ばれたと聞きました。
お見舞いに行くと、いつも元気なはずの祖母がしょんぼりとしており、聞けば重症ではないものの、しばらくは入院する必要があるということでした。
何度かお見舞いに行ったのですが、少しずつ元気がなくなっているようでした。
大好きだった散歩もできず、一人で病室にいる毎日はさみしかったんだと思います。
お見舞いに来てくださるお友達と話している時は気丈にふるまうのですが、みんなが帰った後は余計にさみしそうでした。
また両親からはお金について相談されました。母が世話をしに行く時の往復の交通費、入院中に使用する日用品、また帰りが遅くなったときの夕食の買い物など、治療以外の細かい出費がかさんだそうです。
もともと予定していない出費です。私も助けになればと援助をしましたが、両親にとっては祖母の身の回りの世話に加えて、経済的な負担は大きかったのです。
ただ幸いだったのは、数年前から入っていた掛け捨ての医療保険。販売員さんから勧められて保険を見直した時、それまで入っていた保険より保障が厚いものに変えていたのでした。
一時的に負担が増えたものの、その保険のおかげで保険金が支払われ、私たち家族みんなでホッとしました。
今では祖母もすっかり良くなり、大好きだった散歩やお出かけを楽しんでいます。
自分のけがや病気の時の備えと思っていた「保険」ですが、家族にとっても大切なものなのだと感じました。